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お山のたまごシリーズ☆にゅーす☆

本当のおいしさを求めて―。お山のたまごシリーズができました。 くだかけ生活舎産の お山のたまご、そして“お山のたまごシリーズ・やさい”のご紹介ページです。

僧侶来園

静岡西部から歩き旅の僧侶が途中、山に寄ってくださり数日間滞在していった。
僕は仏教とか宗教とかに全く興味が無く何も知らないのだけれど、いつもの悩み事を話してみた。
農園をこの先どうして行ったらいいのか、迷っているという話。農法、販売や作目など経営、家族、農園に来たり住んだりしてくれる人たち、限界集落の問題、地域や町の過疎化などをいろいろ考えていかなければならず、混乱しているのだと。
すると僧侶は思いついたように、「鶏同士のいじめが問題だと言っていたけれど、その解決方法をいろいろやってみて、見つけ出せば良いんじゃないでしょうか?たとえば、鶏群のリーダーたる雄鶏に感謝しつつ世話してみるとか?」と提案してくれた。
それに対し僕は「いじめ対策なんていろいろ試している。養鶏には、それより難しい尻ツツキとかいろんな問題があり、それらの対策は常に考えています。感謝とか、愛情とか精神的なことより、鶏にとってのストレスの原因を科学的に考えて取り除くことに努力した方が鶏にとって良いはず」と答えた。
しかしその後よく考えたら、鶏への感謝の気持ちって、最近少なすぎるのではないか?と。農業が忙しい、家族や仲間など人間関係にエネルギーを割いている、限界集落の問題や獣害や殺生の問題で頭を抱えている・・・それらのことで頭がいっぱいで、鶏への愛情や、工夫、探求が十分なのか。
いじめは無くならないかもしれない。雄鶏に感謝しても鶏は何も変わらないかもしれない。しかし、動物福祉を目指して始めた平飼い自然養鶏の原点は、やはり、鶏を第二の家族と思い、感謝する気持にある。
害獣や廃鶏の殺生が嫌だと思っているが、殺生しなければならないのは仕方ない。ただやはり、感謝の気持ちを抱いてその結果、丁寧な飼育をすれば、少しは楽になるのではないか。
なんだか、農園の方針の根本的ところが少し見えた気がした。
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