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お山のたまごシリーズ☆にゅーす☆

本当のおいしさを求めて―。お山のたまごシリーズができました。 くだかけ生活舎産の お山のたまご、そして“お山のたまごシリーズ・やさい”のご紹介ページです。

この農園をどうするか。少し見えてきた。

この春の農園も、合宿やら自覚祭やらで、およそ単調という言葉の対極にある毎日が続いている。
そんな中でも一番の出来事は、やはりYスがここを出たということだろう。ここに通い始めたのが中学二年くらい(?)で、その後住むようになって、この春、大学に進学するので家に戻った。
親御さんに「お世話になりました」という言葉をかけられると、違和感を感じる。なぜなら、こちらとしては何もお世話なんてしておらず(一緒に生活していた若者は面倒見たりしたかもしれないけれど)、むしろ私たちのメチャクチャな山奥ライフに長年付き合ってくれたことに非常に感謝している。
Yスは、合宿好きで有名だが、農業の僕から見て一番印象的だったことは、猪やブタを飼っていたことだ。僕は前から、猪やブタを農園で飼ってみたいと思っていたけれど、田畑や鶏で手一杯でできないでいた。そこで、Yスが興味を持っていたので、飼って大きくし、肉にして食べることができた。

ところで、「ここの農園をどうするか?」という問いがこの数年間、ずっと僕の頭の中にあった。
鶏も、畑も、田んぼも、果樹も、加工も、狩猟も、精肉も、大工仕事も、道作りも・・・・なんでも自分たちでやってしまう万能農園を作りたいのかも知れない、と思った時期もあった。だけど、時間や体力には限界がある。
本当に何でも自分でやったとして、それが何になるのだろう。無理をしても、自分でやることが好きな自分は楽しい。しかし、一緒に生活しているみんなは、どうなのか。
数カ月前、たまたま友人のSNSの投稿で、ある本の書評が書いてあった。その中で親方の定義というのがあり、「自分の美意識を実現するためにみんなを使うタイプ」と、「みんなそれぞれの創意工夫が発動するためのプラットフォームを整備するタイプ」がある、みたいなことが書いてあった。それを読んでこれだ!と思った。
僕は、この農園を、みんなの創意工夫が発動するためのプラットフォームにしたいと思った。

話が猪&ブタ&Yすに戻るが、Yスが興味を持ち、いろいろ調べながら育てて食べるところまで行くのをやったのは、まさに創意工夫が発動したのだと思う。
ちなみに、妻は小説を書いているし、今いる若者は、麦を育ててパンを焼いている。
誰もが創意工夫が得意でそれが好きだとは思わないし、ただただ学んだことをトレースしていくことが好きな人もいるだろう。トレースするだけで精いっぱいで、とても創意工夫なんてやる余裕なんてない人もいるだろう。
だからまあ、創意工夫が絶対だとは思わないけれど、創意工夫は楽しい。
創意工夫が発動するには、少し余裕が必要だ。そう考えると、何でも自分たちでやりたいという僕個人の野望は少し抑えなければならないことが分かってきた(やっと・・・)。


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